適当に投稿。転載するダメです。

PARQUETプレイした

 

ゆずソフト SOURのPARQUETをプレイした。

甘色アイルノーツ以来のゆずソフトだった。相変わらずのクオリティでよろしい。はなまる。

 

今回の作品はSteamやスマホなどマルチ媒体での配信になっているのでエロシーンはない。その都合上、絵の具合がスマホの20:9の画面比率だと少し不自然に頭が見切れがちなのが残念だった。仕方のないことだとはいえ、ポータブル性の代わりに失ったものがデカい。その点、PSPやvitaでのプレイはスティックで上下移動できたりするから神だったなと思う。

 

選択肢も本編にはなく、後日談に一度あるだけ。話の長さとしては10時間あるかないかだと思う。割と短めだけどよくできてると思う。ただこれからが一番楽しいやつってところでシナリオが終わってしまうこら難民になってしまう。

 

個人的に思ったのが、攻殻機動隊のいくつも前の技術が部隊になってる感じがして良かった。今得が押井守じゃなくて助かった。

 

ヒロイン2人の声は東山奈央が担当してて、俺ガイルに出てくる由比ヶ浜結衣以上の成分が摂取可能。ありがとうございますありがとうございます。

 

原画絵師のこぶいち・むりりんは安定していい仕事をしてる。甘色アイルノーツからの飛び級勢なので驚いたのが、下まつげを描くようになっていたこと。時代を取り入れている。

加えて、髪の塗りで光沢部分の着色が前とは違ってたと思う。髪にインナーカラーが存在するのポイント高いっす。ありがとうございます。インナーカラーかわいいよね。

 

 

今回のメインテーマ?の脳内情報をデジタルな情報として取り出す技術、作中で言うところのBMIに関連した技術は、いま結構進歩してるらしくて、少し前に夢を映像として出力することがごく一部ながら可能になったという話もあるし、ネット(攻殻機動隊の発音)を介して他人の体を動かせる技術もあるらしい。そういったものの先にPARQUETみたいな世界があるのかなって思うと胸が躍る。

 

作中でも言及されていたように、他人の記憶から技術や知識を簡単に習得できるようになると、他者との差が少なくなる。それ自体は悪いことではないし、生活を豊かにしてくれるとは思うけど、反面、アイデンティティに関する悩みとかなにかしらの問題が出てくるのは当然なのかもね。

 

ましてや、人間は楽をすることが好きな生き物だから何か新しいことを始めるときにはとりあえず記憶の移植なんてのが当たり前になると、仕事や研究とかはいいとして、絵を描く、歌を歌う、造形するなんていう芸術面でも画一化され気味になったりすんのかね。キモいオタクくんはそれに対するアンチテーゼとかアイロニーでもってなにかしらの作品を作るのかもしれんけど。

 

次の作品が出たらまたやろうと思う。今度はSteamでやりたいけど、状況次第やな。

 

以上。